能登半島地震から3か月半。
落ち着いたら石川県を訪れたい、と考えていましたが、
予定より早く機会ができ金沢に行ってきました。
今日は兼六園についてお話します。
兼六園とは
兼六園は日本三大名園の一つです。
日本三大名園とは、水戸偕楽園、岡山後楽園とそしてここ兼六園のことを指します。
兼六園は江戸時代から加賀歴代藩主により年月をかけて形作られてきました。
作庭は神仙思想によって行われています。神仙思想とは神仙を信仰し不老不死を願う思想。
大きな池を大海に見立て、そこに不老不死の仙人が住むと言われる島を配すことにより、藩主の長寿と繁栄を願ったのですね。
六勝について
兼六園は六勝を備えた庭園といわれています。
六勝とはすぐれた景観のこと。具体的には、宏大、幽邃(ゆうすい)、人力、蒼古、水泉、眺望となります。
ですが庭園にはその六勝を兼ね備えることはできないと、宋の書物『洛陽名園記』に記されています。
なぜなら、宏大(広々とした様)を求めれば、幽邃(静寂と奥深さ)が乏しくなり、人力(人の手が加わること)すれば蒼古(古い趣き)が少なくなる。水泉(滝や池)を多くすれば眺望(遠くの眺め)することができなくなるというのが理由です。『洛陽名園記』はこの六つの景観が共存しているのは湖園だけだ、と結んでいます。
兼六園はこの六勝を兼ね備えていることからその名がつけられました。
見どころ
兼六園には多くの見どころがあります。今日はそのうちの一部をご紹介します。
1.徽軫灯籠(ことじとうろう)
兼六園のシンボル。片足だけを池の中に入れた二本足の灯籠です。
前方にある虹橋を琴に見立てると、後方の灯籠が琴の絃を支える駒に見えるので、
徽軫(ことじ=琴柱)と名付けられたそう。フォトスポットとしても大人気です。
人気の撮影スポットなので、もし空いていたらすぐに写真を撮った方がいいです。
混雑時には行列ができることも珍しくないですからね。

2.唐崎松(からさきのまつ)
13代藩主斉泰が近江・琵琶湖畔の唐崎から種子を取り寄せて育てた黒松だそう。
唐崎松が雪を被った姿は、冬の兼六園を代表する姿ですよね。
寒さに弱い私ですが冬も訪れてみたいなぁ…。

3.雁行橋(がんこうばし)
並べられた11枚の石が、雁が列をなして飛んでいく様に見えることから名付けられたとのこと。
石の1枚1枚が亀の形をしており別名亀甲橋とも呼ばれています。
雁行橋、今は通行禁止ですが、昔はこの橋を渡ると長生きすると言われていたそうです。

4.霞ヶ池
兼六園内で一番大きい池。池の中には蓬莱島という島が浮かんでいます。
霞ヶ池は眺める位置によって印象が異なる景色が見られます。
池の周辺を散策しながらお気に入りのスポットを見つけてみてはいかがでしょうか。

おすすめポイント
今回は一人で訪れました。ソロでの兼六園もとてもおすすめです!
自分のペースで好きな景色をのんびり眺め、疲れたら茶店で一服。とても豊かな時間が過ごせました。
お気に入りは霞ヶ池かな。.唐崎松を視線の遠くに置いて池の水面を眺めていると、ほぉっと息がつけるんです。霞ヶ池は広いので人が適度にばらけ混雑し過ぎない所も好きです。
茶店で過ごす時間もおすすめです。今回は甘酒とお団子をいただきました。
お店の方にお団子のおすすめを伺うと、
「定番はみたらしやあんこですが最近よく出ているのが味噌焼きです」とのこと。
その人気の味噌焼きいただきました。大正解でした!香ばしくてとても美味しい。
甘酒ともとてもよく合います。味噌の程よいしょっぱみが、甘酒の柔らか甘みとマッチして、
交互に食べたら甘辛の幸せループに浸れました。

兼六園
住所 〒920-0936 石川県金沢市兼六町1
公式HP https://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/


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