京都 永観堂

観光

コロナ明けの京都は驚くほど外国人旅行客で溢れています。加えて6月は修学旅行シーズンとあって、修学旅行生も大勢。そんな中、京都在住の知人におすすめされたのが永観堂でした。

永観堂とは

正式には禅林寺といいます。浄土宗西山禅林寺派の総本山です。永観堂は通称です。古くから「もみじの永観堂」と言われ、見事な紅葉で名高い寺院です。ご本尊は阿弥陀如来で「みかえり阿弥陀」と呼ばれています。

永観堂

みかえり阿弥陀とは?

永観堂の阿弥陀如来様はちょっとかわっていて、お顔をななめ後ろに向けるような姿をしています。
首を左にかしげ、ふりむいたお顔はほんの少しお口が開かれていて、温かく微笑まれています。
永保8年(1082年)永観律師が阿弥陀如来の周りを歩きながら念仏修行に励んでいた時のこと。永観律師がふと足を止めると目の前に阿弥陀如来様がいて、「永観遅し」とふりむいておっしゃった。そのお姿のまま像になったと言われています。後から来る者を待つ慈悲の姿であると言われます。また来迎者を極楽浄土に導く際に、見守るため振り返ったものであるとの話もあります。
正面からですと、見返りのお姿がよく見えないかもしれません。横から御覧になると優しいお顔までよく見えますよ。

釈迦堂と阿弥陀堂

室町時代に建立された釈迦堂は本格的な書院造りで知られています。部屋は6間からなり「松鳥図」や「群仙図」などの襖絵を見ることができます。阿弥陀堂にはみかえり阿弥陀様がいらっしゃいます。各御堂は回廊で結ばれており眺めるお庭や木々が清々しい。涼やかな風が吹き抜け心が洗われる思いです。

釈迦堂から庭を眺める

臥龍廊

私の1番のおすすめが臥龍廊。山の斜面に沿って木の廊下が作られています。その見事な光景に思わずため息が漏れたほどです。階段から眺める風景も素晴らしい。うねうねとした廊下を歩いていると、さながら龍の体の中を歩いているような、そんな不思議な気分になります。このような起伏に富んだ木の廊下は日本建築では珍しいのではないでしょうか。臥龍廊を登り切った後の回廊も紅葉が見事です。

臥龍廊

感想

永観堂は紅葉の名所ですが、それ以外の季節も超絶おすすめです。新緑が目に眩しい6月。縁側に腰をかけ、風を感じながらお庭と青紅葉を心ゆくまで楽しめるのも混雑の少ないこの季節ならでは。
ここに来られてよかったな、としみじみ思う私でした。教えてくれた知人に感謝ですね。
1つだけ心残りがあるとすれば、永観堂には「7不思議」があるらしいのです。それを知らずに行ってしまった。どんな7不思議なんだろう…?これから行かれる方はぜひ調べてみてね。

永観堂
〒606-8445 京都府京都市左京区永観堂町48
公式HP http://www.eikando.or.jp/

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